最後の「アドレな!討論会」
今回の「アドレな!ガレッジ」だけど……
……面白かったですか?
映画と同じでパート3は……なんてことになってなかったかなあ。
ともあれ、僕はもう呼ばれないでしょう。
三回目の討論会となる今回は、ディレクターだかプロデューサーなのかはわからないけれど、現場を仕切ってる人が変わっていました。
前任の男性D(or P)氏は、自分でカンペもバンバン出すような人で、現場のノリをどんどん盛り上げていくようなタイプ。
一方、今度の女性D(or P)は、やたらと形式主義で、台本に忠実なセリフと動きを細かく要求してくるばかり。
……そういった空気は、今回のオンエア全体の雰囲気にそのまま反映されてます。
剣呑なディベートをやってみせながら、待ち時間や収録後にはニコニコ笑って話している──なんて空気は、ずいぶんとスポイルされていました。
NGの話題や単語もやたらと多く、ケビン・クローンの発言ですら、ほとんどカンペに沿ったものしか放送されてない。
それだもの、僕のスキルでは難易度高すぎの現場でした。
放送されていないフリートークのところは、それは面白かったです。
ゴリさんにしろ、ケビンくんにしろ、もう最高でしたから。
今回はこんなふうに面白かった……と、居酒屋トークで披露済みだった友達が「聞いてた話と違ってつまらななかった」と言うのも当然でしょう。
……編集さんはそれでもがんばってたと思うんだけどなあ。
それはそうと、mixi日記で早速叩かれてます。
「そういうふう」に作ってる番組で、「そういうふう」な反応がもらえてる、っていうのはちゃんと「仕事」ができてた、ってことなのかなあ。
であれば、最低ラインはクリアできたのかな、とも思います。
でも、いつも感じることだけど、バラエティもガチンコで作ってるもんだと思ってる人って、こんなにいるんですね……。
・おおっぴらに言う以上は自分達もネットとかで叩かれる自覚があるんでしょうね
だって、仕事ですから。
役者が、仕事なら殺人犯でもレイプ魔でもやるようなもんです。
でも……根岸とクラウザーさんの関係性のような部分はあるのかもなあ。
そういう意味ではケビンくんは役者以上です。なにしろあのキャラだけで飯食ってるんだから。
あと、ある意味スゴいのは、あるエキストラ事務所から来てる人たち。
……僕はあんなギャラでテレビに顔出しなんてできない。
そんなにお笑い否定するなら番組見なきゃ良いんじゃねぇか?
番組終了後のリラックスした雰囲気なんて、想像してもらえないんだろうなあ。
プロレスの地方巡業の体育館の裏で、べビーフェイスとヒールがキャッチボールしてるようなもんです。
でも今回に限っては、前述した事情でちょっと微妙になってしまいましたが。
とはいえ、今回のアンチ・チームの中で、番組を見ているのは僕だけ(ケビンくんは不明)というのには困りました。
実際、「お笑いはつまらない」「──見ない」と“演技なし”で言ってた人たちの発言は、ほとんどカットされてました。
本当に嫌いな人の言うことって、逐一シャレにならないんだもの。
アンチ芸人の奴等全員、俺がゴリラならウンコ投げ付けてるよ
……悪役冥利に尽きます。
■アドレな!ガレッジ 衝撃映像DVD 放送コードギリギリ 2(DVD)その後……DVDソフト化された際に、この“人気”企画は未収録でした。
まあ、許諾問題とか色々面倒になるから敬遠されたっていうのもあるんだろうな(後日追記)