2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

多古久(湯島)★★★★☆

友達とお店で待ち合わせをしました。そのときのメンバーは僕以外誰もこの店に行ったことがありません。結果……みんなかなりビクビクしてしまったんですね「高いんじゃない?」と。 たしかに店構え、白木のカウンター、値段を書いたメニューのない店内……と、一…

ぼたん(神田淡路町)★★★☆☆

「恨ミシュラン」で取り上げられたことで、良くも悪くもメジャーになった感がある老舗。 でも、大丈夫。サイバラさんのようには、そうそう邪険にはされるものでもありません。怖いのは、妙にてきぱきした下足番のおじさんでもなく、勢いのあるお姉さんたちで…

「コシノものがたり」明治座

デザイナーのコシノ一家の母、小篠綾子の著作「やんちゃくれ」を原作にした舞台「コシノものがたり(明治座)」を鑑賞。 池畑慎之介(長女・ヒロコ役)や萬田久子(次女・ジュンコ役)はまぁ見所だったけれど、特に事件が起こらないストーリーは平板(ちなみ…

リーバイスに“気をつけろ!”

子供の頃、ジーンズで一番好きだったはのはBOBSONだった。 多分、ロゴとマークの影響だと思う。でも、こだわっていたのは小学生の頃まで。 その後しばらく、僕にとってのジーンズというのは“なんとなく”履くもので、サイズの合うものを履いていた、という感…

映画「ブラックホーク・ダウン」それから

上掲の「ブラックホーク・ダウン」についての文章に、匿名コメントで指弾を受けた。この指弾が中傷であるかどうかの認識については、立ち位置によって位相が異なるかもしれないが、誹謗であることには疑問がなく、発展的議論への昇華が考えにくいことからも…

「ブラックホーク・ダウン」★1/5

この作品に対する評価と涙に警鐘を。プロパガンダ映画に安易に同調するのは、単なる思考停止でしかない。この「映画」に涙するということは、構造的にパレスチナ紛争のイスラエル兵戦死者にも涙を流すことになる……という自覚がありますか? アメリカ兵が間断…

美しいアメリカの私

それはまぁ、「言葉を失う」映画ではあった。 たかだか3年前に書いた文章がこれだ。そして現実は、ソマリアどころかもっともっと大きい戦争へと進んでいってしまった。 アメリカがTSUNAMIに大規模援助を展開しているのも、結局は「キャンペーン」にしか見え…