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狂言「瑞典」

瑞典とは──1. スウェーデン王国(スウェーデンおうこく、スウェーデン語: Konungariket Sverige)の通称、スウェーデンの漢字表記。スウェーデンを参照のこと。2. 読みは、ずいてん。狂言の演目の一つ。1.の特産物であるシュールストレミング (Surströmming…

ローカルビジネスとメジャー指向

松任谷由実の東京、横浜(via 第三京浜)といった話(■拙ブログ:[entertainment] 東京ローカルとしてのユーミン)をツイートしていたら、メンションがつき、そこからちょっとしたやりとりに。話は中島みゆき、そしてDREAMS COME TRUEの北海道性──といったと…

東京ローカルとしてのユーミン

NHK「SONGS」に山本潤子が出演。松任谷由実の曲のカバーも多い彼女だけれど、なんとこれまで“山手のドルフィン”には、行ったことが無かったという。♪ソーダ水の中を貨物船が通る──横浜、港の見える丘公園の近くのレストラン、ドルフィンは、ユーミンの代表曲…

浜崎あゆみの“初”セミヌードで“塗りつぶされたアレ”

浜崎あゆみが、ファッション誌「ViVi」でセミヌードに“初挑戦(デイリースポーツ)”しているという(写真) あゆは、99年11月に同時発売したシングル「appears」とアルバム「LOVEppears」のジャケットで、髪でバストトップを隠した姿を…

「1Q84」コミットメントとデタッチメント

──「1Q84」BOOK3、発売日に一晩で読了。圧倒的な魅力、地力のある作品として、疑いありや。 村上春樹の小説は、群像新人賞を与えた出版社の担当者に「こんなのは小説じゃない」といった批判をされたことを皮切りに、その後も同種の誹謗にさらされ続けた。し…

「1Q84」とブルース・リー

村上春樹の12作目の長編、「1Q84」を読了しました。アマゾンに予約したタイミングが遅かったので、ちょっとドキドキすることになったけど、発売日当日に到着したのでまあ良しとしましょう。でも、大手書店のフライング販売は──ガッカリしました。 さて、序盤…

さよなら「ハチミツとクローバー」

脚本家の仕事には素直に感心した。 あの原作をあそこまで再構築できるのはすごい。 漫画だとか作劇手法みたいなことに関しては、正直半素人レベルだった羽海野チカの、ガチャガチャと乱雑でいて、だからこそ幼稚園のオモチャ箱みたいで箱庭のようにファンシ…

「働きマン」の内なるアレ

先月書いた「働きマン」の話(「光の国の編集部」)の「おかわり」です。 松方が「働きマン」に変身したら「仕事が三倍速になる」というのは、ドラマ的にはもちろん、そういう人が実際にいたとしても、もちろん「アリ」でしょう。 じゃあ、何が「ナシ」なん…

光の国の編集部

三谷幸喜が「古畑任三郎」直前に手がけた作品、病院が舞台のドラマ「振り向けば奴がいる!」を両親と一緒に見ていると、それはもう五月蝿かったものだ。「外来の看護婦さんが術場に入ってる」「この看護婦さん連続何時間働いてる?」……などなど。とにかく口…

バンザイと盆栽

さて、昨日はアメリカのテレビドラマ「HEROES」のジャパンプレミアに行ってきました。 主要キャストの舞台挨拶の後、シーズン1の1話と2話を一挙上映、というイベントです。やっとシーズン1の放送が始まろうとしている日本で話題になっているのは、なんといっ…

真っ赤な「反共」のややこしさ

舞台「何日君再来(イツノヒカキミカエル)」の紹介記事が新聞に載っていた(末尾に引用) まあ内容についてはトンデモ系なんだろうし、騒ぐようなものではないでしょう。でも驚いちゃったのが演出の岡村俊一。この人、痛快時代劇の「あずみ」を舞台化したと…

映画「RIZE」とバレエ“最強”説

自動車雑誌「L/S」の仕事で、映画「RIZE」に出演していたダンサーのミス・シャペルをインタビュー。もちろん写真左がミス・シャペル。隣のavexのスタッフのM嬢、がんばりすぎだから、それ! ミス・シャペル、とにかく本物、とにかく早い! おまけに強い!そ…

高岡早紀の「バタアシ金魚」と「寝ずの番」

高岡早紀が気になりだしたのは、1990年の映画「バタアシ金魚」で、ヒロインを演じていたとき(写真)のことだ。「セブンティーン」のモデルなどのアイドル時代は全くスルー(というか存在にすら気づいていなかった)だったけれど、この映画ではグッときた。…

「コシノものがたり」明治座

デザイナーのコシノ一家の母、小篠綾子の著作「やんちゃくれ」を原作にした舞台「コシノものがたり(明治座)」を鑑賞。 池畑慎之介(長女・ヒロコ役)や萬田久子(次女・ジュンコ役)はまぁ見所だったけれど、特に事件が起こらないストーリーは平板(ちなみ…

ディーヴァという言葉は少し恥ずかしいけれど

竹クラーベ(TAKE A CLAVE)というラテンコンピレーションアルバムの発売記念ライブに出かける(SHIBUYA-AX)最初に登場したのはUA。 バックはスチールドラム(&キーボード)とシタールだけの2ピースとシンプル。「ラテンのイベントなんだけど、私はラテン…

赦し

コウちゃん見て、「あー、喋れるんだー!」って思ったりしました(「オレンジデイズ」公式HPより・北川悦吏子のコメント) 結局の所、北川悦吏子(写真)が知らん顔で「普通」という言葉を振り回し続けること(拙blog「差別者再び」)ができるのは、彼女が無恥で…

差別者再び

「オレンジデイズ」はどうもパッとしないドラマだ。キャスティングにも魅力をイマイチ感じられなかったけど、話の展開から演出手法まで、どうにもダメダメ感が漂う。まず第一に、障害や手話といったテーマが、北川悦吏子流の焼き直しだ。 また、細かいエピソ…

上川隆也の熱演<ラサール石井のミスマッチ

明治座で上川隆也主演の「燃えよ剣」を見る。ラサール石井の演出は、贅沢な予算と舞台装置をふんだんに使った小劇場演劇といった趣。じつはハイテク満載の明治座の舞台装置がフル回転するスピーディーな演出は、なかなかのスペクタクルだった。前回「剣客商…

平次・ザ・ビースト

明治座新春公演、北大路欣也の「銭形平次」を見に行く。 同じ時代劇でも、本当はこういう勧善懲悪じゃなくて「鬼平犯科帳」のようなリアル指向が好きなんだけれど、生の舞台はやっぱりうれしい。ニコニコと日本橋浜町まで出かける。 ふつう明治座や新宿コマ…