2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

リトルスプーン 渋谷センター街店 ★☆☆☆☆

リトルスプーン自体の味とコストパフォーマンスには大満足(ただし、後から追加されたポークには疑問)しかし、この店舗に関してはホスピタリティーやオペレーションがひどい。ユニフォームのシャツの腹の部分に歴戦の汚れがついていた店員。 伝票にカレール…

トプカ 池袋サンシャインシティ店 ★☆☆☆☆

インド風のマトンカレーを食べました。 ルーの味そのものは、インドカレーとして充分なで、ちょうどよい炊き加減のごはんと相まって、これだけなら「美味しかった」と言えたでしょう。しかし、ジャガイモがいけません。いくつか入っていたジャガイモの全てが…

「ショート・カッツ」★4/5

監督のロバート・アルトマンと、原作のレイモンド・カーバーが好きなら、もちろん避けては通れない映画。ところがところが、カーバー世界をアルトマンの筆で……なんて素直な映画にはもちろんなっていない。むしろカーバーの原作そのものの空気を期待していた…

「10日間で男を上手にフル方法」★3/5

『ブリジッド・ジョーンズの日記』がヒットしたことで、それじゃあ「あんなカンジでひとつ」と立てられた企画に、うまくスポンサーやタイアップを持ってきて、手堅くまとめたプログラムピクチャー。しかし、なかなか手堅くまとめられているので、意外や意外…

「サハラに舞う羽根」★2/5

911翌年の米英合作ということで、史実を媒介したイスラムフォビアなマチズモが見えかくれ。ヴィクトリア朝ならではの衣装や古城といったディテールは目を引くが、監督コメントにあるような「戦争反対」というメッセージが、はたして本作に存在するかどうかは…

「 ブリジット・ジョーンズの日記」★5/5

ブリジット(レニー・ゼルウィガー)の潔さに拍手! マーク(コリン・ファース)の愚直さに苦笑。 そしてダニエル(ヒュー・グラント)の情けなさは、空き缶にコイン入れてやろうか……なんてくらいに哀れ。 公開当時、話題の中心になったのは、映画の内容云々…

銀座 風月堂 ★★★☆☆

銀座の、おや、こんなところに──といった一画にあります。日曜の午後ということもあって結構混んでいて、まあ雑然とした雰囲気ではあったのですが、和菓子とキッチリいれた緑茶で一息入れることができました。いわゆる「銀座」らしさのディテールとして、こ…

回転寿司 ちからや 南大沢店 ★☆☆☆☆

回転寿司というよりは、養鶏場のケージの中に入れられた気分。広いフロアは、ちょっとした運動場のような、ただ単に四角い箱。 そこには効率的に敷き詰められたコンベアが蛇のように蛇行し、職人の姿は見当たらない。席につくと、注文用のインターホン(!)…

山頭火 池袋店 ★☆☆☆☆

かつて北海道にあった山頭火の支店で、厨房の設備を見る限り、どう考えてもスープをとっていないようにしか見えないところがあった。 そして、スープを運んで来たとして見合うような距離に他の店舗は無い。もちろんスープについては「そういう味」しかしなか…

【抗議の手紙】

■本文はコチラ。 ※以下の引用には、プライバシー該当部分などの一部に改編があります。 拝啓 秋涼の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。突然お手紙を差し上げまして、失礼いたします。 ご多忙の折、このような形でお時間を頂戴するのは、私…

戦勝国銀行

土曜の夜のこと。僕はアメリカ人の友人と食事の約束をしていて、東京駅で待ち合わせをしてました。 ほどなく現れた彼は、手元にいくばくかでも現金を欲しがってました。金曜日、銀行で現金を引き出しそびれてたんですね。理由1:日曜日の午前中には帰国する…

PATISSIER INAMURA SHOZO ★☆☆☆☆

古典的な手法で、至極真っ当に作っているケーキです。 そういう点については応分に評価できます。でも、電車に乗ってはるばる出かけて行って、しばらく歩いてたどり着き、その上行列や混雑に耐えてまで買う価値は見つけられませんでした。東京なら、このクラ…

光の国の編集部

三谷幸喜が「古畑任三郎」直前に手がけた作品、病院が舞台のドラマ「振り向けば奴がいる!」を両親と一緒に見ていると、それはもう五月蝿かったものだ。「外来の看護婦さんが術場に入ってる」「この看護婦さん連続何時間働いてる?」……などなど。とにかく口…

押し売りディスコミュニケーション

■「絵文字を使わない人の言い分」に迫る(2007年09月01日)絵文字、顔文字、どのぐらい使ってますか? ケイタイメールの絵文字や顔文字、使ってますか?自分などは全然使わないクチなので、友人に「冷たい」「なんで絵文字使わないの?」などと、ときどき言…

「39 刑法第三十九条」★3

映像や演出に日本映画らしいタッチを残しながら、端々が刃物のエッジ様に鋭く光る森田芳光の演出はさすが。 その一方で、巧妙すぎる作り込みには「策士策に溺れる」の感も。 アクの強い俳優陣の熱演怪演、そしてキャスティングそのものには素直に拍手を。 検…

山本未來

……出てたはずなんだけど、どうにも思い出せません。

「海猿」★1/5

「愛と青春の旅立ち」、「トップガン」的構造の縮小コピー。原作のシビアさやハードさは無くても、マーケティング的デコレーションにはぬかりがなく、コアターゲットのハートはガッチリキャッチ? 大丈夫です、「踊る大走査線」が楽しめる人なら。きっとこの…

伊藤英明

いとーくんといえば「マッシュ」……ですよね? その上「共演者キラー」なんだそうで。スゴいなあ。

「ショーシャンクの空に」★4/5

競合の結果アカデミーは「フォレスト・ガンプ 一期一会」に。この事実が、オスカーが指向するのは「映画」や「演技」よりも、「社会的ムーブメント」や「神話」だということを証明しているかのようだ。 映画的なカタルシスが存分に満ちあふれていることに、…

“もっとも感動した映画”第一位

HMV本店(イギリス・ロンドン)が、2007年9月に来店客を対象に集計した“もっとも感動した映画”アンケートで、一位に輝いたのがこの映画。続いて「シンドラーのリスト」、「フォレスト・ガンプ 一期一会」 ……ということは、1994年は“当たり年”だったんですね。

「フォレスト・ガンプ 一期一会」★3/5

アメリカ人、アメリカ社会が「無いものねだり」として求めるアメリカの「神話」あるいは「クロニクル」 じつはたかだか200年強しか歴史を持たない覇者の「物語」は、やはり対外的普遍性を著しく欠いている。同時代性という最大にして唯一のファクターの共有…

ババ・ガンプ・シュリンプ

ここの料理、結構好きです。 量……多すぎだよね。