サヨクの旗印、カタカナ符丁

震災以降、原発事故以降の被災地を語るとき、“フクシマ”というカナ表記や、“フクイチ”という略語&カナ表記を使いたがる人、といったボリュームがあるが、彼らはどうして「福島」「福島第一原発」とは言わないのだろう。例えば、マータイさんの記事で「モッ…

小宮山厚労相「生セックス」発言を釈明

小宮山羊仔厚労相は2日夕の記者会見で、7月1日から食品衛生法が生の牛レバー(肝臓)の提供や販売を禁じたことについて「セックスは生、レバーは火を通して」と表現した自らの発言を撤回し、陳謝した。この発言をめぐり、野田圭彦首相は同日、「不穏当な発言…

GID女子が、ミスキャンパスになる日

一橋大学の学園祭、一橋祭のミスコンに注目が集まっている。 ここでは、これまで僕のTwitterにアップした内容に、加筆改稿したものをまとめた。 ■一橋大の大学祭ミスコンでトラブル 性同一性障害の「男子」の参加拒否一橋大学の学祭で行われるミスコンを巡っ…

J:COMのブルーレイHDRがダメな話

引越しで、我が家にブルーレイHDRが来ることになった。 新居では、これまで使っていたCATVのセットトップボックス(チューナー)にDVD HDDレコーダーを組み合わせた端末が“契約上”使えなくなってしまうから──という消極的な理由だ。引越しを機会に高い料金プ…

週刊誌のネタ元のお話

■これが突然休養の真相だ! 沢尻エリカは大麻中毒 決定的証拠公開(週刊文春:2012.05.23 18:02) 送り主は、沢尻の前所属事務所スターダストプロモーションの代理人A弁護士。2009年9月29日付で、沢尻に「契約解除」を通知したペーパーである。この書面には…

期待放題イノセンス

「虚構新聞」が、またまた騒がしい。橋下徹大阪市長の行政運営を揶揄した記事が話題になっているのだけれど、本物のニュースだと勘違いする人が多く出てしまい、それが批判されているのだという。 ■橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化大阪市の橋…

菓子工房オークウッド(埼玉・春日部) ★★☆☆☆

オーナーシェフの横田秀夫が、パークハイアット東京を退職した時、それが独立開業に向けたものだということで、しばらくは気をもんでいた。そして、やっと開業のニュースが聞こえてきたとき、それが埼玉・春日部ということで、ずいぶんガッカリしたものだ。 …

上井草スポーツセンターというカオス

東京・杉並、上井草スポーツセンター前の道路(画像) 対向二車線で、両側の歩道がゆうにとれるだけの道幅を一方通行とし、たっぷりとした左右の歩道の間に、杭やカラー舗装で区分された車道が、クネクネと蛇行して設置されている。この蛇行による、クルマの…

あなたの魂、おいくらですか?

ブログで新刊コミックをレビューするのなら「コンスタントに書く」「的確にホメる」ことが大事だ。 すると、コミック系、レビュー系のまとめブログにリンクされる機会が増える。 作者本人や、担当編集のエゴサーチに捕捉され、Twitterで言及されるチャンスが…

アイバンラーメン(芦花公園)★☆☆☆☆

アイバンラーメンを初めて知ったのは、2007年。 ニューヨーク在住のアメリカ人に「え、知らないの?」なんて言われた時のことだ。その後程なく、テレビのバラエティ番組に、アイバンと彼のラーメンが登場する。 「デュラムセモリナを使うなら、もうちょっと…

押し売りプライバシー

Facebookもユーザーが増え、どんどん一般的になってきたけれど、それに連れてユーザーの民度も、ぐんぐん下がってきているような気がする。もっとも、人が多くなるというのは、こういうことでもあるのだろう。具体的に言うと、FBの「いいね!」で拡散されて…

キャロット ★★☆☆☆(西荻窪)

とにかく盛りの良いステーキ屋さん。 サービスステーキやハンバーグのコストパフォーマンスに、満足、大満足。季節物のカキフライも、いいの? ってくらいの盛りの良さなんだから、これはもう文句なし。 ただ、ふらっと出かけて行って、席のあくタイミングを…

「3月のライオン」第7巻 Amazonレビューへのコメント

ぺいん:2012/05/03 0:22:28:JST「青年誌」だから「少女漫画的展開」をすべきでない、という部分には反感を覚えます。 青年誌購買層にも、少女漫画的展開を好む部分があっても構わないでしょう。 自ら「サバイバー」であると名乗るあなたが、「青年層ならシ…

羽海野チカ「3月のライオン」第7巻 ★★☆☆☆

二階堂がピンで表紙という、およそ青年誌コミックらしくない6巻から一転、カバー絵だけでなく、内容も方向性の整理が進み、よい展開になってきたな、というのが第一印象だった。しかし、冒頭の山崎のエピソードがいけない。ここのところこの作品は、コミック…

女に隠している男の本音

・電車で隣で居眠りしてる女が自分の肩に頭を乗っけてくるととても嬉しい 女友達にも欲情する・化粧後がいくらかわいかろうがスッピンがブスだったらそいつはブスと認定する・結婚は『したい』のではなく『しなきゃいけない』と思っている・駆け引きしてくる…

男に隠している女のホンネ20

Facebookの友達のウォールで見つけた「女に隠している男の本音」が、ちょっと面白かったのと、色々な意味で納得がいかなかったこともあって、性別を逆にしたバージョンを書いてみた(例によって職能の無駄遣い)本当はもっとすごいこと書きたかったけど、ま…

よもだそば(東京・日本橋)★☆☆☆☆

チーズをトッピングした蕎麦や、店頭に「本格インドカレーの店」と看板を出すなど、ユニークな取組でバラエティ番組でもお馴染みの店。さてその“本格”インドカレー(480円)を食べてみたけれど、残念だけれど何が“本格”なのか、全くわからなかった。 まず、…

羅川真里茂「ましろのおと」第5巻 ★★☆☆☆

現代の東京に、マレビト(稀人)として鮮烈に登場した主人公・雪。しかしその特異な魅力が、少年誌的な学園モノ漫画の文法に取り込まれていく過程で、徐々にそのユニークな舞台設定と物語の魅力を失速させていった印象が。一人の天才が、高校を舞台にその才…

成田美名子「花よりも花の如く」第10巻 ★☆☆☆☆

待望の10巻。 主人公・憲人と葉月の恋をめぐるエピソードが、良くも悪くも物語を遠く離れた何処かに連れ去ってしまった──残念。 主人公の能楽師、憲人は、恋愛というか、他者とのコミュニケーションに対して、あまりにも不器用すぎる(あるいは、超然としす…

North ★★★★☆(新宿)

新宿歌舞伎町、区役所通り。いかにもな感じのキャバクラやスナックがひしめく雑居ビルの地下に、何故だか存在している本格ジンギスカンの店。歌舞伎町の雑居ビルの、いかにもスナックの居抜きです、といった風情の小体な店。 たとえば中目黒のジンギスカン屋…

アンリ・シャルパンティエ 芦屋本店 ★★★☆☆

今や東京のデパ地下でも、すっかりお馴染みになった“神戸のアンリ”ことアンリ・シャルパンティエ。銀座のサロンは建物や内装の意匠のユニークさで知られるが、特に地下フロアでの飲食については、良い印象を持っていない。スタッフは慇懃ではあってもつっけ…

スーパーから生クリームが消えた! 脱メタボ“特需”でバカ売れ

売り切れ続出の生クリームだが、1食でコップ数杯飲むのはたいへんだ(画像はイメージです)インフルエンザの予防効果があるとされるヨーグルトが品切れ状態だが、今後は生クリームが注目されている。 メタボリック症候群の改善に有効という研究発表を受け、…

狂言「瑞典」

瑞典とは──1. スウェーデン王国(スウェーデンおうこく、スウェーデン語: Konungariket Sverige)の通称、スウェーデンの漢字表記。スウェーデンを参照のこと。2. 読みは、ずいてん。狂言の演目の一つ。1.の特産物であるシュールストレミング (Surströmming…

坂本龍一のTVCMから考えたEVと原発

「自分がね、CO2をどのくらい出して走ってるか、いつも気になってたんですよ。 この車、そこが完全にゼロですよね」坂本龍一が、日産の電気自動車、リーフのCMで、そんなことを言っている。電気自動車、EVが“走行時”に二酸化炭素を排出しないのは事実だ。し…

Love Letter ★★☆☆☆(1995/日)

メレンゲのようにフワフワな質感の映像は、いかにも岩井俊二的。 捉えどころのない映像が、情景を曖昧なデッサンのように切り取る。そうした絵作りは、まさにあのCMやあのPVで見たようなタッチ。 それ自体ユニークで面白いのはたしかにしても、映画としては…

ローカルビジネスとメジャー指向

松任谷由実の東京、横浜(via 第三京浜)といった話(■拙ブログ:[entertainment] 東京ローカルとしてのユーミン)をツイートしていたら、メンションがつき、そこからちょっとしたやりとりに。話は中島みゆき、そしてDREAMS COME TRUEの北海道性──といったと…

東京ローカルとしてのユーミン

NHK「SONGS」に山本潤子が出演。松任谷由実の曲のカバーも多い彼女だけれど、なんとこれまで“山手のドルフィン”には、行ったことが無かったという。♪ソーダ水の中を貨物船が通る──横浜、港の見える丘公園の近くのレストラン、ドルフィンは、ユーミンの代表曲…

パスタ・アマーレ(荻窪)★★★★☆

ひとむかし、ふたむかし前くらい、イタリアンがまだまだ一般的ではなかった頃、街には普段使いのパスタ屋さんがたくさんあった。 まだまだ子供だった僕は、そうした店でたらこスパだとか、森のきのこの──だとか、ナスとミートソースの──といったパスタの味を…

浜町藪そば ★★☆☆☆

茹でや水切りなどの仕事はキッチリしている。 しかし、特に香りが高いわけでもない蕎麦は、ごく平板な味わいでしかない。 粉は産地や品種も吟味して──といったマニアックな蕎麦屋が増えた今となっては、特筆するところはなく、この店の蕎麦でなければいけな…

サヨナラ、二軍さん

「引越しでいろんなものがチャラになっちゃう話」の続きを、もう一回だけ。 例によって、ひどく個人的な話です。 内田春菊がずいぶん前の作品で、“二軍の男”について描いてたことがある。これは、いかにも内田春菊的なネーミングなんだけど、“二軍”とは、ダ…