山頭火 池袋店 ★☆☆☆☆
かつて北海道にあった山頭火の支店で、厨房の設備を見る限り、どう考えてもスープをとっていないようにしか見えないところがあった。
そして、スープを運んで来たとして見合うような距離に他の店舗は無い。
もちろんスープについては「そういう味」しかしなかったし、タレについても大量生産的、化学調味料的な印象だった。
その店舗はホテルに出店している小規模なものだったので、あるいは例外的なオペレーションがされているのかな、とも思った。
さて、それからしばらくたって、池袋の路地裏で偶然見つけたこの店に入った。
じつに、そのホテルの一角に間借りしていた小さな店と、ほとんど同じ味がした。
山頭火がラーメン屋としての仕事をキッチリしていた頃に、食べてみたかったとつくづく思った。