回転寿司 ちからや 南大沢店 ★☆☆☆☆
回転寿司というよりは、養鶏場のケージの中に入れられた気分。
広いフロアは、ちょっとした運動場のような、ただ単に四角い箱。
そこには効率的に敷き詰められたコンベアが蛇のように蛇行し、職人の姿は見当たらない。
席につくと、注文用のインターホン(!)などを備えたパーテーションが目の前に立ちふさがり、向かい側に座る客の顔も見えない。
内装こそ明るいが、無機質で一昔前の病院のような感じ。
そこでインターホンに「イカとマグロ」とか言いながら、寿司をモソモソと食べるのだ。
食材や仕事について特に言うことは無い。
回転寿司一般と比べたときに平均点をクリアできるかどうか、といったところだろう。
宮代真司は「ニュータウンには余白としての闇が無い」といったことを言っていたが、こういうところにキチンとあるんだな、と思った。