ディーヴァという言葉は少し恥ずかしいけれど

casa_kyojin2004-12-22


竹クラーベTAKE A CLAVE)というラテンコンピレーションアルバムの発売記念ライブに出かける(SHIBUYA-AX

最初に登場したのはUA
バックはスチールドラム(&キーボード)とシタールだけの2ピースとシンプル。

「ラテンのイベントなんだけど、私はラテン(スチールドラム)&インド(シタール)です」なんて例ののんびりした調子のMCで入り、一曲目は奄美島唄からと、なんとも不思議な感じでスタート。

ところが、彼女の歌声は圧倒的だった。
聴いていると、何かが震わされるような「力」の存在を感じる。

元々女性ボーカルというジャンル自体も好きなのだけれど、車に積みっぱなしになるCDがまた増えそうだ。
ライブで初めて出会ったミュージシャンを好きになれるなんて、なんとなく幸せな体験だよね。

曲の合間のMCの時に、女性から「ドレスかわいい!」と声が飛ぶ。
UAは「これは着物の中身を改造したやつ(中身=多分……長襦袢のこと)」なんて応じている。


じつは生UA自体はこれが二回目。

でも、ライブではなく彼女の主演映画の「水の女」の試写会&トークショーでのことだった。
司会の秀島史香が「衝撃のラストシーンなんですが……」なんてUAに質問を振ったときに、そのラストシーンのあまりの衝撃&笑撃具合を思い出し、最前列で思いっきり「プ」と吹き出してしまったら、UAその人に

「『プ』てあんた」

とツッコまれたのだ。



このイベントでは、他に出演したミュージシャンをお目当てにしていた人が多いようで、UAが終わったあたりからフロアの人口密度が増した。

UAの他のバンドはベタにラテンムードで、これはこれで楽しかった。

一緒に行ったSさんが、クリスマスプレゼントにこのアルバム「TAKE A CLAVE」を買ってくれた。
今年のクリスマスは多分これで終了。




それでは、メリー・クリスマス!


■TAKE A CLAVE



■映画「水の女」