モンキービジネス
かれこれ10年以上Macを使っている。
最初は仕事場にあったIIsiやQuadra。はじめての自家用マシンはPerforma588。
それから仕事場で9600やDT266、自家用マシンはPerformaの次にiMacになり、ボンダイブルー経由でグラファイト。
それからオモチャにしてるPB5300がある。
ボンダイブルーはトラブルが多く、自分で開けたり閉めたりをくり返していたので、iCandyまでのiMacならたいていのことはできる。
とまあそんなわけで、ブルーベリーのメモリー増設をたのまれた。
オリジナルの32MBに、128MBを1枚のっけた状態を、128MB×2にしてくれ、と。
開けてみると、増設された128MBはなんと1インチ基盤のタイプだった。
増設済の新品を購入したってことだから、時期的に考えたらめずらしい、っていうか大盤振る舞いのショップだなあとか思ってよくよく見たら……なんと、一世代前の「PC66」規格がのっかってたんですね。
持ち主に一応説明。「動作には問題なかったと思うけど、厳密にはスピード下がってたと思うよ」
「ええっ! そんなことないようにと思ってちゃんとイケショップで買ったのに!!」
手持ちにたまたま2インチの128MBがあったので、新しく買った1インチの128MBと合わせて無事256MB@PC100ができあがった。
見えないからってそういう商売するのはひどいなぁ。
PC100規格のメモリーとPC66規格のメモリーを混在させて平気で商売してたというと、オウム真理教がやっていたPCショップを思い出す。
抗議した人の話では「相性には問題ないのでうちはこれでやってます」とか答えて知らん顔だったとのこと。
コンピューターの中身は、やっぱり全くの素人にはアンタッチャブルってことなんだろうか。
それでも中古車ビジネスにくらべたらはるかに“善良”なのが恐ろしいところ。
中古車屋で車を買うのは……ビジネスっていうよりギャンブルに近いと思うなぁ。