荻窪のディープマレーシア
荻窪の「馬来風光美食」で夕食。
荻窪ラーメンの“聖地”春木屋からそう遠くない青梅街道沿いに、なぜか、ディープなマレーシア料理の店がある。
日本の男性と結婚して来日したマレーシア人の伍さん(「ン」さんと読む)が、女手一人で切り盛りしている小さなお店。
狭い店内はいつも満員になってしまって、ビールが欲しい常連客は、カウンターキッチンの外にある冷蔵庫から、勝手に(?)出しているような、アットホームな店だ。
ここは美味しい。とにかく美味しい。
去年、山本益博が「週刊モーニング」でとりあげたときから、ずっと気になっていたのだけれど、駅からちょっと離れた所にあったり、ビルの狭い階段を降りた地下にあったりで、実際に脚を運んでみるまでは少し時間がかかった。
ンさん(呉さん)の料理は、あまりにも本物。
彼女の作るニョニャ料理は、マレー料理の中でも中華の影響が強いもの。
中華テイストとはいえ、化学調味料たっぷりの“街の中華屋さん”」に慣れすぎた人だったら「まずい」と言い出しかねないくらい、正真正銘、本格の美味しさだ。
おすすめは「肉骨茶(バックッテー)」
豚肉の薬膳スープで、人参などの漢方が入っており、風邪ひきの時に食べたりもするという。
この店では、画像のように、熱々……というか、グツグツ煮えたぎる土鍋で出てきます。
【yeo'sヨウ】バクテー(肉骨茶)の素18g(シンガポール・マレーシア)
価格:315円(税込、送料別)マレーシアの家庭でバックッテーを作る時は、こうしたプレミックスを使うのが一般的ということだが、漢方のミックスを薬局で購入したりもするようだ。
- ジャンル:東南アジア料理(その他)
- 住所: 杉並区天沼2-3-7 SAKAIビルディング B1F
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- (写真提供:いくみん(193Go!))
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