ネット通販って本当に流行ってる？

また、スノボのゴーグルの話。

オークリーというと思い浮かぶのが写真の「OAKLEY・A-FRAME」
アメリカでは160ドルくらいのようだから、二万円前後の国内価格も、そうそう高くはないのかもしれない。

知人と「今年の初滑りはどうする？」なんて話をしたときのこと。
「やっぱりオークリーが欲しいんだけど、神田で見てきたら二万超えてるんだよねー」
「ネットで探したら安いのあるんじゃない？」
「え〜？ ……そういうのって怖くない？　ニセモノつかまされたりさぁ」

ネット通販に対しての印象っていうのは、やっぱりそういうものなんだろうか。
メディアでは、楽天とかのショッピングモールや、企業やお店が直接運営してるネットショップが“流行ってる”ってことになってるけど、抵抗感や不信感みたいなものはまだまだ根強いのかな、と思った。

“ニセモノ”云々はともかく、身につけるものではサイズとかフィッティングに不安がある場合もあるのは確かだ。
それこそ昨日話題にしたSWANSのゴーグルも、ネットで注文したのはアルペンで現物を見た後だった。
実物を手に取れないのは、色々ともどかしい。
でも、それでもなんでも値段が全然違う──あまりにも、違う。

スポーツ用品に限らず、ちょっと前まではアメリカに直接注文した方が安く買えるものが沢山あった。
しかし最近は、国内の業者を探したとしても、手間や値段の折り合いがつくことが増えた。
ネットのショッピングモールが増えて、いろんな競争が激しくなってきていることも影響してきたのかな、とも思う。

●後日追記（2011.11）
ネット通販で“ニセモノ”の心配をするような人は、この頃よりは減ったのかなあ。どうなんだろう。
その一方で、個人オークションのトラブルは増えてるような印象がある。
──どっちもデータがあるわけではないです、身の回りで実感してる範囲の話。

■OAKLEY A FRAME 57-212J ジャパンフィット

2004年には神田で二万円を超えていたAフレームも、今は一万円代前半で見つけられるようになった。この商品も11,000円というから、下手すると当時の半値？

ゴーグル、今はどんなのが流行ってるんだろう。
用品メーカーがどうこう言う前に、スノボ自体がどうにも地盤沈下してしまっているけれど。