目覚ましペリカン便

casa_kyojin2004-11-21


日通のペリカン便で荷物が届いた。
12〜16時の時間指定をしていたのに、やって来たのは11時過ぎ。
休日だから起こされただけで済んだけれど、平日なら不在にしていた可能性大。

今回は受け取れただけまだいいのだけれど、宅配便関係のこうした小さなトラブルというのは、結構ある。


神奈川に住んでいた頃、ヤマト運輸にはとんでもない目にあった。
一度配達された時、ちょっと不在にしていただけで、セールスドライバーが荷物を勝手に送り主に返送してしまったのだ。

不在連絡票も無かったのだから、届いたことすらわからない。
おかげで先方とトラブルになってしまい、かなり大変なことになってしまった。

担当の営業所に強く抗議したのだけれど全く話にならなかったので、営業所を統括している支社と話をすることになった。

その後は適宜対応してもらえたのだけれど、そのセールスドライバーは他にも同じようなトラブルを起こしていたそうで、既にクビになっていたそうだ。


ゆうパックにしても、下請け業者が配達するようになってからはレベルがずいぶん下がった。
こちらも指定配達時間の無視を何度かされたことがある。
それも数日間に二度連続だったので郵便局にやんわり抗議したのだけれど、その日のうちに集配課長が謝りにきたのには驚いた。

“ローソン問題”でバトル中のヤマト運輸郵政公社だけれど、個人的状況では今のところ郵政公社の圧勝といったところ。


ヤマト運輸といえば、あの「メール便」にも困る。
一時のように「届かない」というトラブルはずいぶん減った(無くなってはいない)
でも、ずいぶん早くなったにしても、遅いのは相変わらずだし、何より困るのは荷物の扱いがいいかげんなことだ。

我が家のポストはかなり大きなもので、A4サイズくらいの封筒ならそのまま入れることができる。
なので、郵便屋さんなら中にすっぽり収まるように横位置で入れてくれたり、もっと大きな物でも二つ折りにして入れてくれたりする。
さすがに入らない大きさのときは、通常郵便だったとしても不在通知が入っていたこともあった。

ヤマトのメール便で届くのは、カタログなどの比較的大きな封筒が多いのだけれど、これがいつもポストからはみ出したままなのが困る。
それどころか、どんな小さな封筒でも、いつもポストからはみ出ているのがメール便なのだ。

それも、雨が降りそうでも、ザアザア降っていても──そのまま。

カタログが雨でグチャグチャになったのは一度や二度ではなかったし、はみ出した封筒が雨樋のようになって、ポストの中に収まっている他の配達物が濡れてしまうのも困る。


こうして振り返ってみると、やっぱり郵政公社を応援したくなるなぁ、というのが実感。

こういった「印象」というのは、担当者レベルで全く変わるものだとはわかっているけれど、一事が万事、というのはこういうことも指すんだろう。


■クロネコヤマト運輸 クール宅急便トラック (トミカ)

昔、花屋の配達のアルバイトで、宅急便の配達と同じトラックを運転していたことがある。
ガラスの面積が広くて、視点の高い運転席で車を走らせるのは、結構楽しいことだった。
そして何より、誰かが喜んでくれるような何かを運んだり、渡したりできることは、とてもうれしいことだった。

──あれから、十何年も経つ。