らあめん花月 嵐(荻窪)★☆☆☆☆

casa_kyojin2004-11-24


写真は、看板メニューの「にんにくげんこつラーメン」

らあめん花月は、ラーメンとして云々するのはともかく、ファストフードとしてなら“吉野家の牛丼”的なクオリティはあるだろう。
マズイ食事をしたくないときの“抑え”とか“使えるチェーン店”としてなら、頭の端に入れておいてもいいと思っていた。

ところが、今回食べた「中華そば極味」はかなり極端な味だった。
とにかく魚介系スープの臭いがキツすぎる。

前回の「光麺」でもちょっと鼻についた魚介系の“臭い”が、今回は明らかな“臭み”に感じられてしまった。

鍋を火にかけたまま忘れて煮つめてしまい、スープの香りが失われ、ただただ煮出し続けられたような、あるいみ“濃厚”な魚介臭。

なにしろ、スープを一口飲むたびに、口の中に安っぽいカマボコのような練り物の味が広がってくる。
なんだかナルトでイラマチオされてる気分になってしまった。
ブラックペッパーを山盛り入れて、どうにか食べ物らしい味と香りになる。

化学調味料に過度に依存しないベースを作っているようだから、臭み取りの野菜なりブーケガルニなりを使えば、もう少し真っ当な味になるとは思う。
もちろんその前に、温度管理くらいはやってほしいけれど。

ともあれ、620円払った客がそんなことを考えさせられるのはナンセンス。
シャワーを浴びてもベッドに横になっても、この日はずっと“臭い”につきまとわれてしまって閉口した。

それから、この店に限ったことかもしれないが、壁に対して垂直に固定されたラーメンの丼(ワックスサンプルの中身入り)
これがまたなんとも居心地が悪い。

──ドリフの宇宙船コントじゃないんだし、ねえ。


缶でらーめんはじめました 名店編 24缶入り「らあめん花月」

一缶400円って言われたら……ちょっと手が出ないなあ。


荻窪グロービートジャパンの本社があるからか、青梅街道沿いのこの店はアンテナショップになっている様子も。
花月でオープンして、当時は嵐。
その後、ちゃぶ屋になって、今は麺屋ZERO1になっている(2011.11追記)

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