OS Xの憂鬱
このブログの更新が滞っていたのは、ただただニューマシンに手こずっていたからだった。
速度はもちろん、とにかく何もかもが快適なのだけれど、Classic環境で立ち上げているPhotoshopが、まともに動いてくれない。
最初は感動的なまでにサクサク動いていてくれたのに、ファイルの認識、新規作成、とにかく何もできない(起動だけはするから余計イライラする)
OS Xに移行済みの人には「Classic環境で立ち上げたアプリケーションはフリーズや強制終了がよくあるから、マメに保存しておいた方がいい」なんて話を聞いてはいたけれど、写真一枚開けないのだから、それ以前の問題だ。
あちこちに電話してみたけれど、どうもClassic環境では「機能拡張が壊れる」ことが「よくある」らしい──というのだけはわかった。
なので、Photoshopの再インストールはしつこいくらいにやってみたのだけれど、それでリカバリーできたのは最初の一回目だけだった。
……つまり、肝心なことを忘れてたんですね。
OS9そのものがダメになってたのです。
iMac G5は、工場出荷状態ではClassic環境はインストールされていない。
必要な場合に付属のCD-ROMから任意にインストールする形を取っている。
ところが、無精にも前の環境からFirewireで丸ごと引っ越してしまったというおおざっぱな環境移行をやっていた僕は、それまでの歴戦の強者、古傷満載状態のシステムフォルダをClassic環境としてそのまま使っていたわけです。
どうもそのへんに原因があったのかも? といったところで一件落着。
でも、よくよく考えるとClassic環境じゃないとどうにもならないのはPhotoshopだけみたい。
ExcelのAppleWorksへの移行は……まだ考えないことにしておこう(現実逃避!)
長年の相棒「ScrubDelete」もインストールしたし、環境は遅々としながらも整っている。
オリンパスのMOドライブも正式対応はしていなかったけれど、MO本体の電源を入れてからMacを起動すれば認識することがわかった(シリアルかよ!)
スマートメディアリーダーやZipがOS10.3.6に対応し続けていることを考えたら、日本のメーカーは薄情だなぁ。
バッファローのCFリーダはOS X完全非対応(予定も無し)
チケットぴあの決済に使っていたセーフティーパスも10.3.6には対応予定無し。
ソニー銀行なんて、OS X自体への対応を「検討中」なんて政治家用語で逃げられてチョン……とタメイキ。
さて、OS Xではアプリケーションとして動作するようになった「ScrubDeleteX」を、起動項目に入れようとして、さあ困った!
Apple本家のサイトでは「システム環境設定のアカウントから設定する」と素っ気なく書いてあるだけ。
で、探すのに3日くらいかかっちゃいました。
ココかよ!
システム環境設定→アカウント→起動項目
このへんのロジカルな構造は、良くも悪くもWinっぽくなったなぁ、と思う。
■ Iomega Zipドライブ
アメリカでは結構普及していて、Macにも搭載されたりしているけれど、日本ではまるで流行らなかったですね。
(追記 2011.10)そんなアイオメガ、今はどんな製品を作ってるのかと調べてみたら──
■ Iomega SuperHero Backup and Charger for iPhoneえーっと、iPhoneの「連絡先」と「写真」を、充電中にバックアップして、SDカードに落とせるデヴァイスのようです──でも「音楽」は?
バックアップとしては不充分すぎるでしょう。職場で充電するときに、最低限のバックアップがとれる──みたいな状況も考えてみたけど、そのために一万円強も出せるかというと、う〜ん。
この会社、相変わらず中途半端っぽいなあ。