チャペルコンサート

casa_kyojin2004-12-16


キリスト品川教会でのコンサートに行ってきた。
暮れも押し詰まってきているとあって、すっかりクリスマスムードだった。

山梨鐐平という人がギターを弾いて歌い、バックはマンドリンアコーディオン、ベースというアコースティックな構成。
教会で、そしてこの時期に、ということでクリスマスコンサートという感じなのかというと全くそんなことがなくて……だって、そもそもコンサートのタイトルが「ラ・カルマ」なんだもの。

ヨーロッパのフォークソングというか、ジプシーっぽいというか、歌詞やメロディーの雰囲気がとってもよかった。
でも、どう考えても教会向きじゃなかったけど(例えば、歌詞に出てくる「聖なる傷跡に口づけを」なんてフレーズ。これはもちろんキリストの手のひらの聖痕じゃないわけで)
南イタリアとかスペインとかの場末のカフェで演奏されてそうな音楽が、教会で朗々と流れるというのがなんとも「猥雑」でよかったです。


それにしても謎なのが「キリスト品川教会」
積極的に非信者の結婚式を受け入れているような生臭教会とはいえ、軽井沢ナントカ教会のような結婚式専門教会でもないようだ。
でも、カトリックじゃないのはわかったけれどどこにも宗派や会派が書いていない。なんとも不思議な教会だった。



帰りに隣のホテルのバーに飲みに行ったら、ロビーで高田総統に遭遇した。
……ホテルのロビーでスウェット上下はないよね。


山梨鐐平:Madeleine


後から調べてみたら、この山梨鐐平という人の活動歴は長く、長渕剛と一緒にツアーを回ったり、楽曲提供をしていたこともあったそうだ。
そして、何より驚いたのは吉沢秋絵の曲はほとんど彼の作曲だったということ。
たしかに、「なぜ?の嵐」あたりはフレーズの使い方がそれっぽい(おニャン子節炸裂の秋元康の歌詞はさておき)