2005-02-20 StrangerとStrangeness 僕自身が在日日本人という表現を発見、共感し、かつ自認したのは、鈴木正文(写真。現「ENGINE」編集長)の言葉を聞いてからだ。「NAVI(二玄社)」の編集長だった頃、彼が対談で語っていた「在日日本人」とは、日本という国家や社会について、Strangerであるという立脚点から客観的な視点を持つ者、というものだった。 僕は、ドイツ系日本人にして元全学連という彼ほどのStrangenessを持ちあわせてはいないかもしれないけれど、その冷静な感覚に、素直に憧れてしまったものだ。