アンチ・ブッシュな荻窪の夜

casa_kyojin2006-06-19


負けないでよかったにしても……厳しいですね。



以下、商売で書いた日本の決勝進出条件についての文章の抜粋。

クロアチア○─オーストラリア●
日本はその点差を上回る点差でブラジルに勝つことが必要(最低でも2点差)

オーストラリア○─クロアチア
敗退決定。


オーストラリアの総得点を上回るため、最低でも3-1でブラジルに勝つことが必要(0-0△の場合。1-1△なら4-2以上の勝利が必要)


つまり、3チームとも最終戦で全てが決まるというとんでもないことになってるわけですね。
日本だって、最終オーストラリアorクロアチア戦を「2-0や3-1以上で……」ならともかく、ブラジル相手に2点以上とって勝つ……となると、これはもうメキシコ五輪の銅もマイアミの奇跡も超えちゃうわけですよ。

だから、素直に期待しようじゃないか!



昨日の試合は、後半から荻窪駅前のサッカーバーで観戦。
日本人♂4人と、オーストラリア♂(見るからにボーダーだったのですぐわかった)、韓国♀(これは顔立ちでわかる)、そしてエキゾッチックな中東系美女のサポーターと同席。

美女に何処から来たのか尋ねたら、なんと “イラン” との答え。
なので “サッカーでもアンチ・アメリカでも連帯してガンバロー!” と言うと、オージーもコリアンもみんなで “FUCK BUSH!” と盛り上がる。
日本人サポーターの若い男の子たちも“ファック・ブッシュ!”のところまできてわかったみたいで、店中ハイタッチで大騒ぎになる。

彼らにもっと早い時間から声かけておけばよかったな。
オージーとは “See you in NISEKO!” “NISEKO! Yeah!!” と別れる。
彼とは来シーズン、ニセコのどこかですれ違うのだろう。


世界はこんなに広くて、そして狭い。
僕はそんなふうに地球の上の50億の人々の存在と遍在、連帯を感じる。

そして、隣にいてくれるただ一人の存在を、体温を感じること無しに、ただただ虚無だけを抱いて今日もホトホト歩いている。
太陽と月、そして影だけを道連れに。