「THIS IS IT」に感じた違和感
素直に感動できなかったというか、ノレなかった気持ちの根っこは、多分このへんにあるんだろうな、と思った。
■マイケルさん、自分の3Dクローンを作成していた!所有者がデーターを高額売買(シネマトゥデイ:2009年11月13日 8時29分)
6月に急逝したマイケル・ジャクソンさんは、生前、自身のクローンを作ることを熱望していた。生物的には、かなわなかったが、実際データーで自分の分身ともいえるものを残している。マイケルさんは1996年に、全身を3Dスキャンにかけ、自身のモデリングを行っていたと関係者が語った。3Dスキャンは現在では、ゲームや3Dアニメーションの3次元モデリングに用いられ、クオリティーの高いものだと本人そっくりのモデリングが再現されることもある。エンターテインメントの世界だけでなく、警察、医療機関などさまざまな用途で使用されており、現在ではいろいスキャナがあるが、1996年に当時はまだ少数だった。
そりゃあKING OF POPだし、ダンスだって超絶だ。
"BEAT IT"や"BAD"の振り付けはちっとも色褪せてないどころか、今でもスゴい(ついでに言うと"BEAT IT"のヴァン・ヘイレンのギターはやっぱりカッコいい)
そんな彼が少年嗜好のペドフェリアだったとしても、ちっとも驚かない(だって、芸術家なんて“そういうもの”でしょう)
でも、クローンだとかエレファントマンの骨となると、やっぱり及び腰になっちゃうわけです。
「THIS IS IT」の文字通りの“大団円”のときの“地球はあと4年で救わないと間に合わない”みたいなニューエイジっぽい電波発言にも同じ類いのニオイを感じるし。
んー、でもいいか、だって"宇宙人"なんだもの。
しかたないよね(映画「MIB」のネタだけど)
いまさらマイケル本人が「スペースマイケル(という名の本人……ヤヤコシイ)」役で出演しているゲーム「スペースチャンネル5」のことを調べてみたら、MJ演じるSMは「500年の時を越えて活躍するスーパースター」ってことだったらしい。
というわけで彼、死んでないと思います。
主人公のコスよりも、スペースマイケルのがあったらいいのになあ。