映画「TAXi? (25日公開)」★1/5
タレントの眞鍋かをり(26)が21日、都内で、日本語吹き替え版で声優を務めた映画「TAXi? (25日公開)」のプレミア試写会にオリエンタルラジオ、高田純次(60)とともに姿を見せた。ヒロインのペトラを演じた眞鍋は「セクシーな声に苦労した。峰不二子を意識したんだけどコントっぽいと言われた」と苦笑い。
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というわけで、25日に公開された「TAXi?ぁ?
猛暑日の21日の真っ昼間、その「ジャパンプレミア」に行ってきました。
最近の「ジャパンプレミア」って、すごいじゃないですか。タランティーノやジャッキーが登場したりして。
えーっと……この映画では日本語吹き替え版の声優さんしか登場しないんだけど。
上記記事では眞鍋かをりのコメントだけが紹介されてましたが、会場の拍手は高田>眞鍋>オリラジの順。
高田純次はさすが! いつにもまして例の調子でもう最高ですよ。
「フランス語ペラペラなんですけど、何言ってるかわからない」
っていういつもの外国語ネタを生で聞けたのはうれしかったなあ。
主役メカ? のプジョー407にちなんで(だろうけど)、プジョーの自転車で舞台に登場した高田さん。
「なんで自転車に乗せられたかわかんないんだよね〜。自転車乗るシーンなかったよね?」ってコメントはネタですか?
フレームのプジョーロゴにも気づかず? 前作で署長が自転車で爆走する爆笑? シークエンスがあったことも忘れてた?(見てない!?)
でもいいよね、高田純次だから。こんな細かいことを思った観客は、その分余計に笑わせてもらえたハズ(もちろん僕も)
眞鍋かをりは、顔ちっちゃい! 足細い! 生で見ると違うなあ〜といった感じのキレイな人でした。
「麒麟!」ってコールするタイミングをうかがってたんですが、断念(もちろんビールのこと)
オリエンタルラジオは……もう一生分見せられて腹一杯。もうテレビでも見なくていいや。
舞台挨拶でもハズして、スベって、ダラダラ話しているだけ。
高田純次その人こそ「テキトー」が芸になってるひとですが、若手のオリラジに「適当」に舞台挨拶されても、ねえ。
さて、映画「TAXi?」のハナシです。
思えばこのシリーズ。衝撃の第一作は元F1ドライバーも動員したというカースタントが話題になりヒット。
二作目は、前作の「メルセデス強盗団」が「ニンジャ・ランエボ軍団」にパワーアップ……したのはコメディ要素の方がほとんどで、ちょっと「?」
三作目の「サンタ強盗団」ではさらにドタバタが強まり、???というカンジでチョン。
というわけで、連作ものとしてある意味「鉄板」の展開でここまで来ています(「NY」は見てないけど)
となると、第四作なんてダメダメだと思うでしょ?
ところがところが、面白いのです!
今さらなんだけど、第一作で出動したパトカーがガッシャンガッシャンぶつかっちゃうシーンを見て「ルパンIII世」実写版だなあ、と思ったのだけど、その印象がさらに強まったカンジで、とにかくもう、ナンセンスに楽しめる!!
ギャグがベタ? いいのよそれで。
キャラクターの役割が紋切り型? いいじゃん定番で。
とにかくナンセンスで、ちょっとアクション。
フランス小話だと思って見たら、こんな小気味ヨイお話はないですよ。
とにかくもう、おすすめ! ただし!! 絶対に字幕スーパーで!!!
高田純次のジベール署長(画像)はサイコー!
眞鍋かをりのペトラは、かなりがんばってました!
主人公のダニエルはオリラジ・中田敦彦。エミリアンは同・藤森慎吾。
これはひどかった。素人丸出しなだけじゃなくて、台詞がよく聞き取れない。
エミリアン藤森はまだ考えてたのか、努力が感じられるところもありました。
でも、ダニエル中田は、ボソボソ言ってるだけでそのセリフがどうにも聞き取りづらい!
コメディ映画を吹き替えにしてくれたら、もっともっと楽しめたり、オリジナルとはまた別の面白さが出てくるもので(「Mr.Boo」とかね)それ自体は大歓迎です。
だからといって、止めようよ……素人丸出しの吹き替えは。
でもでも! 高田純次のダメダメ署長ジベールはよかったですよ!!
というわけで、日本語吹き替え版は「見る価値無し」「見ない方がいいですよ」の★1つ。
字幕スーパー版なら★3〜4といったところです。
・オリジナル・サウンドトラック「TAXi?」
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※ さて、諸事情で配給会社のオーダー通りに「TAXi?」と表記しましたが、この修飾数字って機種依存文字じゃない? 大丈夫?
8/25(土)より
有楽町スバル座ほか
東宝洋画系にて全国拡大ロードショー
配給:アスミック・エース
? 2007 EUROPACORP - ARP - APIPOULA? PROD - TF1 FILMS PRODUCTION