味心三船(北海道・美唄)★★★☆☆

casa_kyojin2011-10-27


三船、いつのまにか引っ越して、こんなにキレイになってたんだなあ。

味は……昔よりよくなったような気がする。肉も大きくなったし。
でも、焼き鳥も、店の中も、客も、炭火でいぶされて真っ黒のあの感じは、もう無いんだよね。

銀座街の入り口の角で、炭火の煙でモクモクしてるのが三船だったのは遠い昔。
そりゃそうだ、僕がイメージしてるのは、ここに移転する前どころか、雑居ビルに入る前の三船だもの。
小学校の前の緑のおじさんが焼き鳥焼いてた頃の三船だ。
そのころ、美唄で焼き鳥といえば、とにかく「三船」だった印象がある。

真っ赤な炭火の横では、ブタのちょろりが日本酒を燗付けしていた。
そんなのが、子供心にもなんだか美味しそうに見えたのを思い出す。


新川のドブ臭い臭い。
映画館の日活ロマンポルノの立て看板。

──そんなのにドキドキしてた裏通りが、通学路だった頃の昔話。

美唄も変わったなあ」
──ってのは、30年くらい前、コア美唄ができた頃のラジオスポットCMのコピー。
なつかしいというかなんというか、隔日、昔日の感がひしひしと……。