中華徳大(荻窪)★☆☆☆☆

casa_kyojin2007-11-04


手早く、熱くて、化調で、ボリュームたっぷり。
“近所の中華屋”テイストとして、鉄板に真っ当。

テレビに再三登場し、特にチャーハンは“達人”とまで称されているけれど、これほどまでに化学調味料なオペレーションと味が、そこまで賞賛されることは疑問。

また、麺類もご飯物も無用な高温でサーブされるので、店内にもあふれた行列の前で急いで食べるのは結構な苦痛。

化調無化調を、味を判断する絶対基準にすることは決して無い。
しかし、ここの料理が好きな人には、台湾や香港で現地の中華を食べたとき、「物足りない」「不味い」と感じる人が多いかもしれない。

中華徳大

食べログ 中華徳大


■伊藤理佐「おいピータン!!(1)」改訂版

伊藤理佐の「おいピータン!!」の初期に、おそらくはこの店をモデルにした「徳来」という店が登場する(巻数は失念)
しかし、あれだけ美味しいものにコダワリのある大森さん(主人公)だけに、モデルとなっているのは“店名だけ”だろう。
荻窪界隈の他の店が、店名もそのままに登場していることを思えば、“そういうこと”なのかな──とか思ったりというのは邪推にしても。