life

電波社会復帰

やっと帰ってきた──電波の届く所に、まるまる二日ぶりに。 月曜の朝に出発、午後には現場入り。 ホテルにチェックインすると、ツインにソファーベッドが二つも用意された広い部屋で……部屋全体の面積がわが家の敷地面積よりも広い(写真)一日目のスケジュー…

ドコモはやっぱり時代錯誤

しかしまあ、「RV」なんて死語(その上和製英語)を持ってきたのはどこのドイツなんだろう。 一般メディアでも用語として使わないようになってから10年くらい経つはずだ。企画担当者がこんなものの言い方をしてるなら、ドコモの商品企画なんてのは旧東側諸国…

居酒屋 ぽん太

湘南に住む前、三多摩住人だったころ。家のすぐ近くにアヤシイ居酒屋があった。 天文台のそば、小学校の真っ正面。なんかこう、入りづらい……でも、暖簾に「磯料理」って書いてあるのが気になる。……初めて入ったのは引っ越してから何年も経ってからだった。そ…

蜂の巣奇譚

我が家のベランダの手すりに、クマバチが巣を作ってしまった。コォリ、コォリ……といった音が昼夜無く聞こえ、おがくずのような木屑がバラバラと落ちていたから何かがいるのはわかっていた。 でも、まさかハチだとはなあ。こんな巣(上画像)を作るハチがいる…

ああっツルッパゲ女神さまっ

井戸の縁でぐっすり寝入ってしまった少年が、今にも井戸の底へ落ちてしまいそうになっている。そこに現れた運命の女神フォルトナ曰く。「起きなさい。自分の迂闊さが引き起こした不幸まで私のせいにされてはたまりません」教訓。不幸を運命や偶然だけのせい…

あこがれの、デート

近所の道でクルマを走らせていたら、一台のビッグスクーターに追い越された。ピカピカの黒いスクーター、ワル系の「ファッション」でキメた若い男の子。後ろには制服の女子高生。 バイク=不良なんてのはかなーりナンセンスなわけだけど、こんなカンジのミニ…

アンチ・ブッシュな荻窪の夜

負けないでよかったにしても……厳しいですね。 以下、商売で書いた日本の決勝進出条件についての文章の抜粋。クロアチア○─オーストラリア● 日本はその点差を上回る点差でブラジルに勝つことが必要(最低でも2点差)オーストラリア○─クロアチア● 敗退決定。△ …

ダメダメ人

インターネットとのつきあいも、もう10年以上になるっていうんだからイヤになっちゃう。Performa588を繋いだモデムは33.6K。ボンダイブルー導入でISDN、それが引っ越しでADSL8Mに。マシンはグラファイト、そしてG5と代替わりし、今は接続速度50M。 それが光…

日本人的自閉

語弊があるのはわかっているけれど、敢えて言ってしまう。ガイジンはトクである。 打ち合わせの約束をすっぽかされてキリンシティでイライラしてたら、目の前の席のガイジンが通路を挟んだ席の日本人の女の子をナンパしはじめた(写真)彼は航空会社のフライ…

親父の本棚

子供は親の本棚に並んでる本やレコードで育つ。「レコード」なんて時代がかった表現だけれど、それがCDやDVDに取って代わるだけで、この真理は変わらないと思う。 さて、自分の場合。 栄養士だった父の本棚に並んでいたのは、仕事に関連した専門書がほとんど…

メアドは電気羊の夢を見るか?

タイトルに特に意味は無し。 最初は「名は体を表す」とかってタイトルで書き始めたけど、そのまんまでつまらなかったのでテキトーに。 みなさんは自分のメールアドレス、どんなふうにしてつけましたか?ネット黎明期には自分の名前そのもの。 だんだんカブっ…

北海道拾遺

北海道滞在中のネタをひさしぶりに。 小樽の隣の余市という町は、ニッカウヰスキーの故郷として知られている。 創業者の竹鶴政孝が寿屋(サントリー)と袂を分かち、本来の理想に立ち返ってモルト作りの拠点として定めた土地だ(ちなみに竹鶴の寿屋在籍当時…

北海道は美味しくない?

北海道観光といえば、一に自然、二にグルメ。 ひょっとすると一日中食べっ放し、みたいなのが北海道ツアーだったりもするわけです。ところが……僕も大好きなこの北海道が、ここ最近はどうもイマイチ「美味しくない」ので困っちゃう。 例えば地元の寿司屋で食…

お仕事♪

今日は新潟に日帰り出張することになっていたのだけれど、昨日の午後、クライアントから連絡があった。 「木曜日も新潟で取材が一件決まったんですけど……行きたくないですよね?」と申し訳なさそうな声。 たしかに今日の取材は新潟市内で昼過ぎには終わって…

負け犬はワタシ

あっという間に消費されてしまった流行語に「負け犬」なんていうのがある。 30過ぎ、未婚、子なしの女性……が負け犬なんだそうだけれど、結局言葉そのものとしては定着しなかったのかな。それにしても、みなさんの周りに「負け犬」の人っていますか? ……僕の…

ああムラカミよ、君を泣く

前項は、以前SNSに書いた日記を加筆改稿したものなのだけれど、オープンスペースでこのテーマについて触れようと思った直接のきっかけは、はてなキーワードから偶然たどりついた「村上モトクラシ」のblog「村上モトクラシ大調査」だった。「村上春樹本人も登…

押し売りイノセンス

「バトン」のことを考える。 佐藤琢磨が結果(&身長)でどうしてもかなわないバトンではくて、Musical Batonとかの話。 あるblogで、バトンについてネガティブな捉え方のものがあって、そこにちょっとコメントをつけのだけれど、そのときいろいろと考えた。…

出雲そば本家

朝っぱらから神保町に。 まあ顔合わせ、という感じで軽く打ち合わせ。昼は「出雲そば本家」へ。 神保町界隈の再開発で移転、何もかも新しくなってから、ちょっと入りづらくなったような気もする。 とはいえ、キッチリした仕事は相変わらず。荻窪や六本木にあ…

まだまだ〆切り。

しゃにむに17時までに間に合わせるつもりが、18時を過ぎてしまった……が、前回より4時間以上早かった(だからといって自慢にもなんにもならないんだけど)納品直後、にこやかに「次の依頼は月曜です」と言われる。掲載まで一か月以上あるのに〆切りかよ! と…

ひたすら〆切り

西原理恵子が原稿を入れた封筒に「そっちが急がせるから色塗りは私が自分でやった(意訳:だからアシさんがやるのよりも汚い仕上がりになっている)」という居直りのようなひどい(スゴイ)言い訳が書いてあるのを見たことがあったけど、原稿が遅れてしまっ…

まあ美味しかったけどね

また雨。 電車で御茶ノ水へ。取材はどうということもなく終了。これから例の「悪い予感」で一杯の仕事を片付けに、田町へ缶詰になりに行くのだけれど、どこかこう面白くない。大体、日曜までに終わってるはずの仕事を向こうの都合で納期をズラされた上に尻を…

オジギビト危機一髪!

寝てないのに、早朝出発のスケジュール。世田谷から、5.4リッター500馬力なんてアメリカンなフルサイズトラックを運転して横浜まで。 体調が良かったら楽しい仕事なのになぁ。今日は、スケジュールが急遽決まったこともあって、同行した編集者はなんと編集長…

田町で時間旅行

田町で打ち合わせ。JRの駅を芝浦側に降りたら、景色の激変に驚く。ざっと10年前なら、ゴソゴソとサラリーマンや大学生が歩いているだけだったうらぶれた町並みが、妙に小ぎれいになっている。 スタバ!? と思ったらエクセルシオールカフェ、ってあたりが今…

賊軍の末裔

飯田橋で打ち合わせ。パンフレットの推薦コメントや、スタッフそのものが天下り官僚と国会議員だらけのアヤシイNPOの事務所に出かけてきたけれど、ビジネスモデルとしてはおよそインチキ。 いくら仕事とはいえ積極的に関わりたくなんかないもんだ(……とか思…

サクラエビの長いヒゲ

取材で焼津市と島田市へ。夜は静岡市泊。静岡の人たちは「海産物は静岡が日本一」というプライドを持っている人が多いのだそうだ。 何から何まで日本一とは思わないけれど、とれたてのサクラエビは最高に美味しい。 今晩も居酒屋で、サクラエビの刺身や、黒…

バーレーンの同窓会

亡くなった父が、高校野球の甲子園でエラーで決勝点を与えてしまった選手がいたりすると「同窓会出られないねー」とかイジワルなことを言っていたのを思い出す。昨日のサッカー、日本対バーレーンは、日本が敵のオウンゴールで勝ちを拾った。テレビ朝日によ…

ビジネス=カネ、以上。

一応は連載をしていて、それも記名原稿の記事だったのに、メール一本で「打ち切りで〜す」と届いた死刑宣告。 Webメディアの世界の人は、そんなことを平気でする。今回は、まだそうやって知らせてきただけマシ。 以前は「連載終了です。私も本日退職します」…

打ち合わせ?

仕事の打ち合わせに行ったはずなのに、延々とされたのは、企画を持ち込んでくれ──なんて話。あんたが仕事を寄越すっていうから出かけていったのに、なんでこっちがあんたの仕事を考えなきゃいけないのだよ。しかもそのコミッションが激安。 重版の印税の三割…

がっかりホットドッグ

吉原ならお大尽。 三日連続でユナイテッド・シネマとしまえんへ。郊外のシネコンの平日の昼間なんてそんなものだろうけど──「あずみ2」の観客が5人しかいなかったというのは……。でも、スタッフの数は週末とそんなに変わりがない。 この集客で大丈夫なのかな…

在日日本人

例によって匿名コメントで中傷される。 以下、愚直にそのコメントに返答しよう。 (プロフィールにある“Strangenessを愛する「在日日本人」”とは)どういう意味なんでしょうか? 訳が分かりません。たぶん在日の人を馬鹿にして面白半分で使ってるんでしょう…